LP-LiC工法(技術審査証明:技審証第3004号)
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3月12日(火)LP-LiC工法、LP-SoC工法
ワークショップ

■ 2019年3月12日(火)に木材活用地盤対策研究会設立5 周年記念地盤改良と地球温暖化緩和を同時に実現する「丸太打設による地盤対策工法(LP-LiC 工法、LP-SoC 工法)」ワークショップを開催しました。 

  本ワークショップは、「丸太打設による地盤対策工法」の普及など、建設分野、特にSDGsに最も相応しい、地盤対策の分野での木材活用を促進するために設立した木材活用地盤対策研究会による木材利用普及活動の一環として開催いたしました。当日は、様々な分野から160名もの方々にお越しいただきました。心より御礼申し上げます。 

  講演・報告と合わせて、ロビーでは展示ブースを設け、研究会や研究会会員企業7機関のLP-LiC工法や木材活用に関わる展示を行いました。LP-LiC工法の施工手順の掲示、実物の掘削ビットなど迫力ある展示をご参加の皆様にご覧いただきました。さらに、共催機関、後援機関の出版物販売や資料の配布も行い、これまでよりも多様な情報をお届けできたのではないかと思います。
  ワークショップ終了後には、より自由な雰囲気の中で幅広い意見交換を行える場として、意見交換会を開催し、ここにも70名を超える多くの方々にご参加いただきました。貴重なご意見をたくさんの方々からお寄せいただき大変ありがとうございました。
 

 本研究会もおかげさまで5周年を迎えることとなりました。これまで多くの皆様に支えていただき5周年を迎えられたことに心より感謝申し上げます。今後も多くの方々の期待におこたえできるよう、私どもの技術開発や普及をより一層推進していきたいと存じます。また、ワークショップに関するアンケートも実施し多くの方にご意見をいただきました。ワークショップや意見交換会、アンケートでお寄せいただいた様々な貴重なご意見を、整理させていただき、今後のLP-LiC工法の発展、普及、および研究会の運営や情報発信に反映させていただきたいと存じます。
 重ねて心より御礼申し上げます。  

木材活用地盤対策研究会では、広く会員を募っております。この機会にぜひご検討ください。
 
 
ワークショップの内容
日時: 2019年3月12日(火)13:00-18:00
場所:東京大学弥生講堂一条ホール
主催:木材活用地盤対策研究会
共催:(公社)土木学会木材工学委員会、(一社)日本森林学会、(一社)日本木材学会、土木における木材の利用拡大に関する横断的研究会
後援:(公社)地盤工学会、(公社) 日本木材加工技術協会、(公社)日本木材保存協会、(特非)リアルタイム地震・防災情報利用協議会、(一社)全国地質調査業協会連合会、(一社)日本森林技術協会、(一社)日本プロジェクト産業協議会森林再生事業化委員会、地盤品質判定士協議会、木材利用システム研究会、木橋技術協会
 
1.開会挨拶  三輪 滋(会長 飛島建設)
2.来賓挨拶  吉田 雅穂 先生(土木学会木材工学委員会委員長 福井工業高等専門学校教授)
3.特別講演(1)「木材利用の促進に向けた取組」~我が国の豊富な森林資源を活かすために~
        宮脇 慈 様 (林野庁 林政部木材利用課課長補佐)
4.LP-LiC工法・LP-SoC工法を使った地球温暖化対策・資源対策と安全・安心 
        沼田 淳紀(理事長・技術委員会委員長 飛島建設)
5.丸太打設軟弱地盤対策&カーボンストック工法の適用範囲拡大の取り組み 
(1)丸太打設軟弱地盤対策(LP-SoC)工法の開発その2  村田 拓海(技術委員会 飛島建設)
(2)施工の立場から見た工法の今後の展開  藤本 今朝雄(施工会員 E&CS)
(3)サプライチェーンの確立に向けて  渡辺 一夫(賛助会員 美山町森林組会)
6.特別講演(2) 「小規模建築物の不同沈下と丸太の利用」   
        藤井 衛 先生(東海大学名誉教授 工学博士)
7.閉会挨拶  坂牧 俊哉(理事 住友林業)
8.意見交換会  18:10~19:30